通称 レン失われた動詞の代役
月番つきばん
その月に失われた動詞のはたらきを、世界でただひとり行える者。冒険者としての異様な有能さは、すべてこの仕組みによる。その代わりに、彼はひと月ごとに「あるもの」を失う。
人物
月番と、その随行を許された者たち「よすが」、そしてこの世界の人々。
通称 レン失われた動詞の代役
その月に失われた動詞のはたらきを、世界でただひとり行える者。冒険者としての異様な有能さは、すべてこの仕組みによる。その代わりに、彼はひと月ごとに「あるもの」を失う。
筆記係旅の記録をつける
革表紙の帳面に、依頼のことも、金の出入りも、その日の献立も書きつける。仲間たちの一年は、ぜんぶこの帳面のなかにある。
盾役元・遺体回収業者
長く現場を歩いてきた盾役。もとは遺体回収業者で、三十年、初死の朝のたびにひと月ぶんの別れを荷車で運んだ。欠け保険の約款と物損の査定にやたら詳しく、細かい字ほど声に出して読む。
白暦院の管理官白暦院から見守る人
鑑札の発行と、月番の任務の記録を扱う。仲間たちの外から同じ現場を見ていて、この仕組みそのものが正しいのかを、いつも問うている。