07
七月
この月に消えることば
流れる
川・交易・噂が止まる。
この月の暮らし
交易停止、流通の危機
七月に残された記録
01ひとこと記録
川が止まっている。井戸は汲めるから助かる。あれは「引く」の仕事らしい。
02欠け月生活記録
七月四日。上流から何も来ない。物も、便りも、噂も。隣町がどうなっているか分からないというのは、思っていたより落ち着かない。悪い知らせがないのではなく、知らせそのものが来ないのだ。連絡役を三日ごとに一人ずつ出すことにした。帰ってきた男が話すのは、たいてい四日前のことだ。それでも、みんな集まって聞く。
03観測記録
観測地:中流の渡し場朔からの日数:四日渋りの度合い:渋り観測事項:水面が停止し、落葉が同一位置に留まる。井戸の汲み上げには支障なし(管轄録により「引く」の管轄)。暮らしへの影響:渡し舟を休止し、仮板による徒歩渡りへ切替。交易は事実上停止。白暦院への具申:晦日にかけて水路が完全に止まるため、月内の水運契約は繰り延べを認められたい。
七月の記録を書く
この月の住人として、見たことを一行から書けます。
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